熊本県

あさぎり農園

このプロジェクトについて

~熊本県産の旬の野菜を粉末にした商品「ベジタブル・ウィーク」の、新たな使い方や食べ方を大募集!~

みなさん、こんにちは。熊本県球磨郡あさぎり町「あさぎり農園」で、野菜・米の生産、加工品の販売を行っている矢神活朗(やがみかつろう)です。
今回はプロデューサーのみなさんに、熊本県産の旬の野菜を粉末にした「ベジタブル・ウィーク」の新たな使い方や食べ方を発見していただければと考えています。

熊本県の南端、球磨盆地の中央に位置するあさぎり町では、その名前の通り、朝から午前中にかけて霧が立ち込める幻想的な風景を見ることができます。午前中は気温が低く、午後になると気温が上昇するという寒暖差が野菜に良いストレスをかけることで、野菜は糖分を蓄え、甘く美味しく育ちます。

カラフルな粉末野菜「ベジタブル・ウィーク」なんと無添加なんです!

霧の立ち込める農園。収穫が進められます

どんなにいい野菜を作っても、野菜は収穫した直後から、どんどん新鮮さが失われていきます。野菜を新鮮なままで保存し、それをさまざまな場面で手軽に食べていただける商品が作れないだろうか…?
そんなことを考えていたある日、妻が幼い娘に食べさせようと、野菜を茹でてすりつぶし、離乳食を作っている様子を見て、ふと思いました。
お母さんたちが離乳食を作るたびに野菜を細かく刻んだり、すりつぶしたりする手間がかからない、安全安心な加工食品を作れないだろうか?
最近はスムージーを作って飲む人が増えているけれど、野菜や果物を揃えたり、カットしたり、ミキサーを洗ったりする手間がかかる。手軽にスムージーを作れる商品があれば、便利だと喜んでいただけるのではないだろうか?
そんな思いから本格的に加工商品の開発に取り組み始め、野菜を粉末に加工した商品「ベジタブル・ウィーク」が誕生しました。

7種類の野菜のよい所を閉じ込めました!

「ベジタブル・ウィーク」の特徴についてご説明します。
野菜の新鮮さと持ち味を凝縮するため、7種の野菜(ほうれん草、こまつな、にんじん、ビーツ、かぼちゃ、むらさきいも、ごぼう)は、収穫の翌日までに加工を始めます。
野菜によって異なりますが、粉末の量のおよそ10倍の野菜を使い、特殊な製法で細やかな粉末に加工します。粉末の粒子は小麦粉の約半分という非常に細やかなパウダーで、鮮やかな色が特徴です。
ヨーグルトに加えて食べることで野菜の栄養素を手軽に摂ったり、天然の色素としてパン・ケーキ・料理などの着色に使ったり、果汁100%のジュースとシェイクして簡単スムージーを作ったりすることができます(手軽にスムージーが作れるシェイカーとのセットも販売しています)。
天然の色素としての力を発揮するだけでなく、凝縮した野菜の栄養素や風味を効果的に摂ることができるのです。
無添加で作った安全安心の野菜粉末を、いつでも新鮮に味わっていただくために、紫外線などを遮断するアルミの小袋(1袋あたり1.5g)に入れて販売しています。(7種・7パックセット/7種×14パックセットがあります)
現在、すでに東京都内や熊本県内の数店のパン・スイーツのショップでは、この野菜粉末を使った商品が販売されています。
またその他に、野菜(にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、ビーツ)や竹炭、豆乳を各々練り込んで手延べ製法で仕上げた平麺・丸麺のパスタや、野菜そうめん、乾燥野菜などの加工品も販売しています。

カラフルなパスタも好評です

課題として、調理法によっては、野菜粉末の鮮やかな色が失われたり、変色することがあります。
例えば「ビーツ」の粉末は100℃以上の熱を加えると、不思議なことに色が消えてしまいます。「むらさきいも」の粉末はアルカリ性が強い食材と組み合わせると青く変化しますが、酸性の食品を加えると変色しません。
何か工夫をすることで、加熱しても色が消えたり、変化することを防ぐことはできるのか。今後、そのような研究も重要であることを感じています。

収穫の合間を見ながらですが、研究には余念がありません!

ぜひ、この野菜粉末「ベジタブル・ウィーク」が活かせる新たな商品、活用シーンのイメージ、コラボレーションできそうなこと、既に販売している「スムージーが作れるセット」のように「野菜粉末とセットにした、こんな商品があったらほしい!」と思われるものなど、さまざまなアイデアとご意見をいただきたいです!

一度、全く違う道に進んだ自分だからこそできることがある。農産加工品のヒット作を生み、農業が持つ可能性を若い人たちに伝えたい!

今、私がなぜ農業の道に進み、農産加工品の開発と販売を手掛けているのか。そのことについてお話します。
私は1973年、球磨郡あさぎり町で生まれました。今年で40歳です。
幼い時から、苦労して農業と養豚業を営む両親を見て育ちました。
生き物が相手であるから、家族で泊りがけの旅行に行った記憶もないし、世の中の景気動向と天候に左右される、とても大変な仕事です。
自分はそんな道には決して進まないと決め、普通高校、商科大学に進学しました。
大学卒業後は、薬品と化粧品の会社に11年間勤務し、店長としてスタッフの指導や経営管理を任いました。やりがいのある仕事でしたが、30歳半ばになり、自分の新たな組織を持とうと決めました。
その時に目の前にあったのが、自分が決して進むまいと決めた「農業」だったのです。
あさぎり町でも高齢化が進み、農業後継者も減り、耕作放棄地が急増していました。そんな現状を見て、新たな形の農業に取り組むことを決意しました。
しかし、すぐに両親のもとに戻って働くのではなく、農業の新しい知識や情報を得るため、熊本県立農業大学校で1年間研修を受けました。その時期に様々な方との出会いと新たな情報を得て、自分独自の加工品を作るなど、新しい形の農業経営を行っていくことを決意しました。
そして2009年に、両親、妻、従業員1名で「あさぎり農園」を設立。野菜や米の生産に加えて、新たに加工品を開発し販売する事業を始めたのです。

収穫風景。収穫には厳しいながらも笑顔が絶えません

野菜粉末には、いろいろな可能性があります。
ゆくゆくは、塩や胡椒などのように、家庭や飲食店の厨房などに「ベジタブル・ウィーク」やその関連商品が常備され、当たり前に料理に活用されるような存在になることを目指しています。
また、魅力的な加工品を作ることで、農業には、野菜や米を作るだけでない新たな可能性があることを多くの人に伝え、若い人たちがもっと農業に興味を持ってくれたら…と願っています。
そして、新たな商品の成功によって農業の雇用が増え、若者たちの町外流出を減らしたいのです。
そんなことを考えながら、開発した商品の可能性を探っています。
多くの方々にご意見をいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします!

みなさんのご意見を、よろしくお願いします