三重県

河村こうじ屋

うまP×紀北町編集部の樋口です。
紀北町で、紀北の食べ物を商品化して、町の外に広げてゆきたいと情熱を燃やしている、「河村こうじ屋」の河村幸信さんをご紹介します。

「河村こうじ屋」さんは、オンツツジが美しい世界遺産熊野古道伊勢路の「荷坂峠」を下ってきた紀北町紀伊長島の旧熊野街道沿いに、店舗兼加工場があります。

昭和21年の創業以来、手作りの糀一筋にこだわり、天然の熟成蔵で三重県産の米、国産大豆を原料に冬に仕込んで秋までじっくりと味噌作り。
つややかな旨みたっぷりの甘口の味噌は、こうじをぜいたくに使用した仕込みで、無添加。三代目・河村幸信さんは日本の発酵文化を伝えていきたいと、教室を開いたり、「手作り味噌セット」の販売もされています。

樋口:自己紹介をお願いします。

河村:紀北町出身ですが、大学は、醸造を学ぶために東京農業大学に行きました。
学生時代は、ソフトテニスのサークル活動を頑張ったのであまり勉強しませんでしたね。反省しています。
研究室の先生の勧めで栃木県の宇都宮市にある青源味噌株式会社に就職し製造、営業、開発と一所懸命働きましたね。この時の学びが今に生きていると思います。
平成9年に地元に帰ってきまして三代目として頑張っています。
趣味はソフトテニスでしたが最近は運動していないですね。
商品開発もかねて料理やお土産物には関心があります。
いろんなものを買って来たり、試作で作ったりしてよく嫁さんに怒られます。

樋口:どんなものを扱っているのですか?

河村:商品は、各種みそや塩こうじ、醤油こうじ、冷やしあま酒などのほか、ピリ辛!味噌だれ、ゆずみそ、にんにくみそ、しょうがみそなど、手作りの糀たっぷりのラインナップとなっています。

樋口:仕事をするうえで大事にしていることを教えてください。

河村:お味噌屋さんじゃなくてこうじ屋さんですので特に糀(こうじ)作りにはこだわっています。手作業で昔ながらの木蓋で少しずつですが丁寧に仕事をしています。
あと、向上心を持って今の現状に満足せず少しずつでもよい商品になるよう改善しています。こうじ作りや醗酵に終わりはないですね。いつまでも勉強です。

樋口:紀北町の良い所ってなんでしょうか?

河村:海があって山があって川があってとっても田舎なところですかね。そして人がいいと思います。
父が亡くなった時は、ずいぶん周りの人に助けられました。
あと七夕物語や燈籠祭、夏祭りKODOとここならではのイベントもあって一度来ていただきたいですね。

樋口:お休みの時にはどんなことをしていますか?

河村:最近は、お休みがないですね。休みが取れるときは、家族と一緒にいます。

樋口:自社商品以外で、紀北のこれはオススメっていう「うまいもん」を教えてください。

河村:海が近くなので新鮮なお魚がおすすめです。干物や海藻類も作っているお店によって塩加減なんかも違うので比べて食べています。
都会じゃなく田舎なので若い農業者さんがお米やトマトやかぼちゃなど野菜も作っていますよ。こだわりがあって美味しいですね。
実は、美味しいパン屋さんもあるんですよ。
ビールのおつまみには、ウツボのから揚げなんかおすすめです。

樋口:うまいもんプロデューサーのみなさんに一言お願いします。

河村:醗酵に関する新しい商品を提案していきたいと思っております。売れる商品に育てていきたいと思っておりますので、いろいろ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。
熱心なお仕事ぶりが伺えました。
とてもひたむきで、研究熱心な方ですね!
我が家ではここ数年、河村さんの味噌で味噌汁を作っています。
まろやかで奥深い味には、実直で優しい河村さんの人柄が素直に現れていると思いました。

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