熊本県

株式会社漱石

このプロジェクトについて

~トマトが青くてなぜうまい?未成熟の青いトマトを活用した、新しい商品づくりを模索したい~

うまP編集部のながです。
普段何気なく食べているトマトですが、日本で一番生産量が多いのは、熊本県だってご存知でしたか?
年間約8万トンを生産していて、他県を大きく引き離しています。
特に熊本県の八代平野は、天候的にも土壌的にもトマトの生産に非常に向いているそうで、糖度の高い、あま~いトマトが実ることで有名です。
「八べえトマト」とか「塩トマト」とかといえば、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか?
そんな八代の街でお会いしたのが、株式会社漱石の山本雅子さん。山本さんは八代の市内で3軒の飲食店を営んでいます。


アイデアが次から次への出てくる、街のアイデアウーマンの山本さん

「八代の街で頑張ろうとしている若い人たちと一緒につながって、街を元気にしていきたいと思っているんです。」
山本さんは4年前から「やっちろやっ隊」というチームで、若手の飲食店を中心に”食から八代を元気に!「八代の美味しい応援団」”をスローガンに様々な活動をしています。
当初は若い人たちとの間に若干の距離感を感じていたものの、一緒にプロジェクトを進めていくことで関係も親密になり、今では約50店舗が参加、様々な活動を行っているそうです。
そんな中から山本さんはすでに、八代名産のトマトを使ったカレーを作り、商品化しています。
「熊本のと馬とカレー」と「八代産トマトと阿蘇あか牛のカレー」です。


「熊本のと馬とカレー」と「八代産トマトと阿蘇あか牛のカレー」マイルドでコクのあるお味でした

「正直、手間がかかるので毎回やめようかどうしようか悩んでいるんだけれども、八代の街のみんなで盛り上がり始めているところだから、頑張らないといけないと思っているんです。」
そんなわけで、カレーに続く八代トマトの活用法を考えていきたいというのが山本さんの意向です。
「青いトマトがね、気になっているんです。」


これが、今回のお題になる「青トマト」

「そもそも青い緑色で出荷されるトマトも、八代にはあります。でも私が気になっているのは、青い未成熟トマトのことです。
枝豆だって、大豆の未熟状態だけど、大豆とは別の美味しさがありますよね。ピーマンだって完熟した時の甘みもあるけど、若採りして苦味を楽しんでいるわけじゃないですか。レモンだって最近は青レモンって出てますよね。」
なるほど、確かに。
「青い未成熟トマトには熟してリコピンに変化する前のトマチンという成分が含まれています。味も酸味が強いです。水分が少ない分、完熟のトマトに比べるとサクサクシャキシャキした食感がある。これを何とか活用できないかと思うんです。」


トマト農家のみなさん、加工業者の方との打合せにも熱が入る山本さん

「もう一つ、未成熟の青いトマトと言うのは、本来は赤くなるトマトですから、青いトマトを青いトマトのうちに加工して販売するのは、地元八代で加工しなければ出来ないわけです。どこかに運んでしまえば、赤く熟してしまいますからね。
未成熟の青いトマトが八代の街の盛り上げに使えるんじゃないかと思ったのにはそこにも理由があります。」

熱く語る山本さんは、これを具体化するために、八代のトマト農家のみなさんや加工業者の方々と「青トマト加工プロジェクト」を立ち上げました。青トマトそれ自体の魅力の研究を進めています。


青トマトのピクルスです

「農家ではこれをピクルスにしたり、甘酢に漬けたり、浅漬にしたりしていることもあります。これはこれで、カレーの付け合せに良いんですよ。
その他に、自分の店では、チーズとベーコンを挟んで、パン粉につけて揚げてみました。フライド・グリーン・トマトです。揚げ物なのに、野菜らしい食感が残っているところがとっても面白いです。」
「つまり、青トマトには、トマトの甘味は無いのですが、トマトの野性的な青臭さが残っています。ほとんどが水分の赤トマトに比べて、水分の量は半分なので、シャキシャキとした食感があります。
加工しても野菜らしい食感が残るというのは、研究して伸ばしてゆきたい長所です。」


「フライド・グリーン・トマト」の試作品

未成熟の青トマトを使って、八代の街でだからこそできることをやろうという発想の元、試行錯誤を続けている山本さん。
そのエネルギーの原動力は、どうにか八代の街を盛り上げたい、という熱い思いから来るようです。
「自分は今回、トマト農家と街の人たちをつないで、プロデュースできればと思っています。トマト農家のみなさんとは、未成熟トマトの調達についても相談しています。通常の刈り取りの10日前くらいに収穫するといいんじゃないかという話になっています。」

株式会社漱石という社名には、「自分の意志を曲げない」という気持ちが込められているそうです。
八代の街を盛り上げるために、青トマトを活用した新商品を考えている、山本さんの挑戦を応援いただけますよう、よろしくお願いします。

作り手からの自己紹介

~街の元気が私の元気に、私の元気を街の元気に~

Q.自己紹介してください!
株式会社漱石の山本雅子です。
昭和27年おとめ座生まれ、楽しいこと、知らないこと大好き。元気!熱い!

Q.会社について教えてください!
昭和52年に八代に小さなスナックを開業。
平成19年に株式会社設立。資本金1,000万円。
この年より1年に1店舗展開。現在は八代市内に3店舗、宇城市に1店舗、熊本市内に3店舗、居酒屋を営業展開。
若いスタッフが、いきいきと運営しています。<

Q.八代ってどんな街ですか?
山、海、川、すべてが揃って、気候も日本の中で1番!
おいしい農産物が豊富、川と海でおいしい魚もいっぱい、
港もあり、九州内でも交通網の便の良さ、幾つかの、大きな会社の拠点工場もあり、八代はなんでも出来る可能性がまだまだいっぱいある街です。
もっとも1番は、人です。みんな、優しい、温かい、まじめ、元気、働き者です。

うまPでやりたいこと

~青トマトの活用法を見つけて、新たな商品開発に繋げたい~

Q.今回うまいもんPで実現したいことはなんですか?
青トマトの活用法を見出したいです。八代の可能性が詰まっていると思います。

Q.悩んでいることはありますか?
味、形、パッケージ、価格、ターゲット、商品イメージ、製造工程、製造場所、販売方法、などなど…
悩みはたくさんありますが、プロデューサーのみなさんのアドバイスを聞きながら、売れる商品として完成させたいと思っています。

Q.野望を教えてください!
青トマトを、新しいジャンルの食品の一つとして認知してもらい、八代を拠点に世界中にヘルシーな日本食の食材として売り出したいと考えています。

プロデューサーのみなさんに一言!
私だけの知識では気付いてない事がいっぱいだと思います。
プロデューサーのみなさんの食べたいもの、買いたいものを理解しながら、おもしろいものを作りたいです。
みなさんのお知恵を是非、教えてください!